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最近の技術支援:少年司法(子どもの保護)に関する意見交換

2009年度から2013年度まで4年にわたって行われたJICAによる少年司法機関職員等の研修体系(Child Care and Protection Officers Training Programme、略称CCPO研修)を確立するための支援「少年保護関連職員能力向上プロジェクト」により、CCPO研修カリキュラム及び研修教材等が整備され、JICAとアジ研による一連のケニア支援は一旦区切りとなりました。

その後、ケニア政府からCCPO研修を持続可能な形で再開するための支援や、同国の憲法改正等による研修教材の改訂などについて要望がなされたことから, JICAのフォローアップ支援の枠組みでアジ研教官が現地に赴き、研修教材の改訂作業の支援を目的としたワークショップ実施するなどし、2019年、2020年に教材の改訂が行われました。

2021年2月7日から同月10日、CCPO研修の講師を育成することを目的とし、同研修の運営に関わるケニア政府関係者とアジ研が協働してオンラインセミナーを開催しました。セミナーでは、ケニアの児童局、保護観察局、警察、裁判所、検察庁、矯正局といった機関からの参加者が、講義の受講や研修員による模擬授業の実施を通じ、研修講師として必要な知識や技能の習得に励みました。

また、2023年2月9日から14日、ケニアから9名の少年司法機関職員をアジ研に招へいし、ケニア少年司法研修を開催しました。同研修は、社会内における非行少年の更生をテーマとしたもので、警察、少年鑑別所、犯罪をした人の就労支援を行う民間団体、アジ研教官による講義のほか、犯罪をした人の更生に携わる地域ボランティアである保護司との懇談が行われました。参加者同士によるディスカッションの時間には、ケニアにおける非行予防や非行少年の更生に関する取組を強化する方策について、講義を通じて得られた知見をもとに活発な議論がなされました。

アジ研は、今後もケニアの少年司法に携わる職員の能力開発について、ケニア政府と協力していきたいと考えています。

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