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第2回ユース国際研修

※募集は締め切りました。
たくさんの御応募ありがとうございました。

日 時 :令和4年8月1日(月)から同月5日(金)まで(午前10時から午後5時)
場 所 :国連アジア極東犯罪防止研修所
形 式 :通所とオンラインのハイブリッド開催
テーマ :「児童虐待のない社会に向けて 〜若者の討議による対応策の模索〜」
使用言語:英語

前回に引き続き、令和4年夏も、日本国内の大学生・大学院生及び海外からの留学生(おおむね30歳未満)を対象に、「第2回ユース国際研修」を開催します。

本年は、児童虐待をテーマとしています。世界中で、本来愛され育まれるべき多くの子どもが、保護者から様々な態様の虐待に苦しんでいます。児童虐待は、その生命身体の安全や健全な発達を脅かし、子どもの将来に甚大な影響をもたらす重大な人権侵害です。子どもの虐待をなくし、その明るい未来を守るために、何ができるのか、ユースの皆さんとともに学び、討議します。

詳細は下記のフライヤーを御覧ください。皆様の参加をお待ちしています。


フライヤー

第2回ユース国際研修の開催

令和4年8月1日から8月5日まで第2回ユース国際研修が開催されました。本研修は、日本の大学生や大学院生、海外からの留学生を対象としたものです。多くの学生から応募をいただき、皆さんの関心の高さがうかがえました。日本から学生14名、海外7か国からの留学生10名の計24名の学生が集い、研修テーマについて学びました。

本研修のテーマは、「児童虐待のない社会に向けて〜若者の討議による対応策の模索〜」でした。海外の国際機関や専門家、日本の専門家・実務家から児童虐待に関する様々な講義を受け、世界中で繰り返される児童虐待の現状や、その被害が子どもや社会にもたらす影響の深刻さ、その対策のために必要な取組などについて幅広い観点から理解を深めました。

参加者は、講義で得た知識を踏まえ、児童虐待の予防や対応として考えられる効果的なプログラムについてグループでのディスカッションを行い、最終日にはその成果が発表されました。各グループが熱心な議論の末に導き出した解決策は、多くの新鮮な発想が取り入れられており、参加者やアジ研教官からも多くの質問が寄せられました。

今回の研修は、新型コロナウイルスの感染予防対策をしっかりと行うことにより、通所とオンラインのいずれか参加者が希望する形式で参加できるようにしました。アジ研にとっては、実に約2年半ぶりに、研修生を会場に招き入れての研修が実現した形となり、国際会議上で熱心に討議する研修生の姿を見ることができたのは感慨深いものがありました。

今回の研修が、参加者の学生の皆さんにとって児童虐待という深刻な問題について理解を深めるきっかけとなり、将来、皆さんが子どもの権利がしっかりと守られる社会を作る主役となって活躍されていくことを期待しています。


森永所長の挨拶

UNICEF東アジア・太平洋地域事務所
児童保護専門官 サランドレア博士の講義

子どもの虹情報研修センター
川アセンター長の講義

児童保護ネットワーク財団代表
マドリッド博士の講義

東京西法務少年支援センター
相澤首席専門官の講義

警察庁、江戸川区児童相談所、
日野・子どもと家族法律事務所による
パネル討議でのQ&A

グループディスカッション

グループディスカッション

研修員の発表(A班)

研修員の発表(B班)

研修員の発表(C班)

研修員の発表(D班)

研修の様子

閉会式の後
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